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パン箱、作る。

木で作りたい、の原点

雪たけなわ。とめどなく降っている。昨日のインフルエンザ・ワクチンのせいだろう、9時間も寝たのに身体が重い。波風工房にも出勤せず、できたパン箱に木工用オイル塗る。毎日が日曜なのにリアルな日曜はやっぱり嬉しい。今日一日は自由だぜ、みたいな。手紙の返事も書いて出せそう。


愛読・活用している「丸林さんちの手づくり家具帖」(メディアフアクトリ発行:丸林さんち著)の『子ども用 学校椅子』、『折りたたみ机』に続き、『パン箱』完成。普段焼いているパンの数に比べて大き過ぎるし、底がスノコだから乾いてしまい使いづらいとママヨさん。本の2/3倍で作ったがそうだよな。波風食堂の食器類一時保存にでもしょう。どこか1つの角が1度、一片の長さが1ミリでも狂うと2段重ね出来ない仕様で、これまで磨いた腕を試す気持ちで作業。焼き印「へへつ」の波風マークは、「まあまあの出来だね」というサイン。気持ちよく押せた。
失敗は、材料選び。スノコの底は松で正解だが、それ以外を杉にしたこと。安価で柔らかく扱いやすいがその分傷に弱い。ウーム。

考えてみると、作りたいものは『使えるもの』ばかり。額に入れて飾る絵より、印刷して配付するデザインに心惹かれることに似ている。

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