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本を売りに

意外な本があったりして


ここしばらく雨か曇り。本の片付け一段落し、最終仕分けの資源ゴミ、図書館寄贈、古本売却の段階に。家にある本、一昨年半分に減らし、残った分を今回また半分に減らした。余生で再読希望のを残したつもり。だが、実際は数%しか開かないだろうなあ。読む読まないで無く、これ以上捨てるのは自分を間違って削ってしまうような感じがする。すっかり焼けてしまい中も茶色くなった文庫本「ロビンソンの末裔」(昭和49年発行)を新しく買おうと思ったら絶版。一世風靡した戦後昭和の作家が既にこんな扱い。平成の今、読み継がれるべきと思う。

大学図書館に取りに来てもらった後、蜜柑箱2つ分を近所の古本屋に。文庫65冊(各5円)、同21冊(各10円)、新書29冊(各5円)、単行本他5冊(45円)、ガソリンサービス代(100冊以上持ち込みのサービス、100円)で、合計121点825円。ここ数年の程度「良」でこんなもの。買ってもらえないのを無料で処分してくれるのが秀逸。
帰り際、なんとなく手に取った緻密な植物画の限定画集「杉作夫妻の植物画」。アマゾンの宣伝文句風に言えば『帯無し、良品、作者サイン入り』。驚きの定価150円、売られた時は5円か10円ほどのはず。漫画に比べ文庫新書の値落ちの落差に今回も驚いたが妙に納得。「お土産だよ」と渡したらママヨさんがとても喜んでいた。

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