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2月28日(日)青いシャツ

昔、暖簾。今、玄関マット

 朝方−5℃晴れ、明日暴風雪の予報。5時の朝日、5時半の道新来るまで「哲学な日々」読む。起きたばかりの「空っぽ」な自分に、平明な言葉が染み込み少しづつ目覚めていく2ページの読書。今日開いたのは『もやもや→すっきり』。新聞読み、途中テレビ体操、新聞読み、Eテレ「0655」(土日以外は)見て朝7時。


 30年間ほぼ通年着用の青いシャツ。米ティンバ−ランドのSサイズ。さすがに袖の端が擦り切れた。それ以外は大丈夫だから、縫って下さいとママヨさんにお願いしたら「玄関の敷物にする」と言われ納得。今の敷物は、青い暖簾の再活用だが、すっかり色褪せた。現役10年+敷物18年28年間の勤務だから仕方ない。今後は雑巾で生きるだろう。青いシャツはセール品なので安かったが、青い暖簾は作者名ある「工芸品」で、安月給だったから躊躇したのと、布一枚で玄関が一気に明るくなったのを覚えている。
 
 服や食器は、躊躇しながら少し勇気出して手に入れたのを大事にして使っている。欲しくても我慢し、それでもやっぱり欲しかったら…作っちゃう(笑)そうすると、使わなくなったら、いや使えなくなっても再利用したくなるのだけが残る。家や家具は、相当の勇気と覚悟が必要だが、貧乏なのに金銭感覚が欠けている波風夫婦は請求書が来てから震える。
 さて、青いシャツだ。次の人生が決まり何だか嬉しい。今年は、現職時代のスーツやネクタイなどを一気に処分する。定年退職後も何かと忙しかったことと、退職後も同じ業界で働くことで執着心みたいなものもあったかもしれない。だが、退職後の4年間、ほぼ全部が全部一度も袖を通さず、再利用したい愛着心というか「可愛らしさ」をスーツに感じたことはなかった。

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