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2月25日(木)「桃の花」発言

こんなに立派ならなあ。

 買った時から相当くたびれていた桃の小枝。かろうじて枝に貼り付いていた小花も全てしおれ、それはそれは無残な姿をさらしていた。今朝の飯時、「大事なお金をムザムザ溝(ドブ)に捨てやがって」と、素直さが取り柄で思ったことも飲み込んでしまうのが自分だと語るママヨさんの一言。立男の「460円のが特価200円って書いてあったから…」の弁解が余計な一言となり「見てわからないの?誰も買わないのを買わされて何喜んでいるの!」の打撃的な発言。立男はママヨさんの目を見ないように、「そ、そんなこと言ったって……」と、味噌汁に箸を突っ込んでくるくる回しながらつぶやくのであった。

 車のフロントガラス破損で優しい言葉をかけてくれたママヨさん。「同一人物だと思えない」と立男が思っているのを察知したのか、「昨日はあんまりかわいそうだから、傷口に塩刷り込むような真似はしないように我慢したけれど、気持ちは桃の花と同じ(馬鹿でないの)ですからネ」と冷たく言い放つのであった。

 あと1週間したら桃の節句。ふん。今朝は桃で絶句。

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