晴れ、朝7℃。家で起きるのは久しぶりだ。
取り置きしてもらっていた新聞3紙12日分が今朝届いた。飾ってあった菊は花瓶の水を全て吸い上げ未だ花を保っていた。蕾開くのを楽しみにしていたお辞儀草は枯れた。メダカは皆死んでいた。我が家では植物を除き、命あるものを飼うのはためらいがあった。決めたわけで無いがそうなのだ。
メダカは4年前から。睡蓮バチを大きいのに変えたり、水草を時々買って与えた。油断するとメダカが葉を食べて枝だけにしてしまう。今年の夏、あることがきっかけで、メダカの命を自分が全部握っている後ろめたさを感じた。そうなると、餌をやるのも何となく躊躇するようになった。それで、素通しガラスの金魚鉢に変え、動き回るメダカを見ることで自分の責任…餌をやることしかできないが、飼ってしまった後悔と天寿全うの責任を忘れないようにした。しばらく帰れないと思って家を空けることになった今回、ずうっとメダカのことが気になっていた。