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10月19日(月)メダカの後始末

メダカを飼った金魚鉢。今朝、描く。

 晴れ、朝7℃。家で起きるのは久しぶりだ。
 取り置きしてもらっていた新聞3紙12日分が今朝届いた。飾ってあった菊は花瓶の水を全て吸い上げ未だ花を保っていた。蕾開くのを楽しみにしていたお辞儀草は枯れた。メダカは皆死んでいた。我が家では植物を除き、命あるものを飼うのはためらいがあった。決めたわけで無いがそうなのだ。

 メダカは4年前から。睡蓮バチを大きいのに変えたり、水草を時々買って与えた。油断するとメダカが葉を食べて枝だけにしてしまう。今年の夏、あることがきっかけで、メダカの命を自分が全部握っている後ろめたさを感じた。そうなると、餌をやるのも何となく躊躇するようになった。それで、素通しガラスの金魚鉢に変え、動き回るメダカを見ることで自分の責任…餌をやることしかできないが、飼ってしまった後悔と天寿全うの責任を忘れないようにした。しばらく帰れないと思って家を空けることになった今回、ずうっとメダカのことが気になっていた。

 朝、庭の紫陽花とツツジの間に穴を掘り、金魚鉢の底に白くなって死んでしまったメダカを水草と一緒に埋めた。

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