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5月11日(月) 逆光の思い出

母の日のクッキー。美味だが…。

 10℃ 晴れ。雪解け早かった割に、寒い5月中旬。未だ、連休中に買った花の種の袋を開けてない。
 
 朝:ご飯、目玉焼き、ウインナー、炒めたキャベツ、明太子、味噌汁。昼:学食でかき揚げ丼(大きなかき揚げ2枚、小ホタテ入り味噌汁、漬け物、切り干し大根、プリン)夜:麻婆豆腐丼、蟹胡瓜酢の物、ネギ味噌汁。

 夕方の逆光に映るスキー場を眺めながら仕事から帰る。フロントガラスに映るリフト降り場、支柱、雑木の枝が、山際の稜線に沿って黒い影。空は上の方から紺色に染まり始めている。右の空には、濃紺の雲が頭を一斉に夕陽に向けた数匹の鯉のぼりみたく見えたのが面白かった。
子ども時代、家の近くの堤防で、夕焼け空に大きく映る電話会社の鉄塔を思い出す。水の音、川の臭い、遠くの公園から聞こえた「○番さん、お時間です」のボート乗り場のアナウンスなんかが浮かぶ。宿題でも無いのに、何枚も何枚も描きに行った。少し前、この川を橋の上から眺めていたら雪の積もった川石の上に数匹の鴨がいた。動かないから石の上に石が乗っているみたいだった。上流の製紙工場から流れてくる汚水の川ではなくなっていた。
 人は歳をとると故郷へ戻りたくなるらしい。本当だろう。でも中には、遠くにいて懐かしみ、現実より少しだけ良い思い出にしておきたい人もいると思う。

 今週、訃報に接して意外な若さに驚いたベン・E・キング。ご冥福を。
今回は、ご本家のスタンドバイミーでなく、これまた有名なジョンレノンの方で。

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