カウンター

2月16日 バー船木

大人のおもちゃ箱…

 例年の3分の2の積雪。スキー場閉鎖も早くなるという話。家の前もぐったり疲れた感じの雪。別に元気良いサラサラ雪が欲しいわけでないが、こんな2月に一抹の不安。今年の冬がこれで終わり?

 夕食後の夜8時少し前、BAR「船木」に若い人引率。少し場違いな感じに緊張しながら、大人として扱ってもらい上気してるのが若さだ。そう、君たちは大人になる。奥の席のサラリーマンに自分を重ねているのかな。
この前の夜6時に「六花の丘茶寮」で夕食。丁寧な料理を、一人一人が大切にされている感覚の中で。人生の節目を一緒に、ささやかだが祝わせてもらう。面白い天ぷら、勇知芋の料理も。


 原野の雪道、陽の落ちた暗闇を車で。北国の冬を初めて迎える若いご夫妻が「怖かった」と言う。うなづける。だから、茶房の灯を見つけた時の嬉しさは格別だ。豪勢な薪ストーブの炎の何て嬉しいことか。有り難しの心持ち。
影と光がもてなしてくれるのは船木も同じ。今日の公式ブログに載せた猫柳もちょっとの黄緑が無ければ…。
 この2つの店の場所を言葉で人に伝えるのは少し難しい。上手くいったためしがない。「真実は言葉で表現できない」のと少し似ている。行った次の日に思い出して、遠い記憶のような気がいつもする。

http://booklog.jp/users/namikazetateo