カウンター

友人はバーにいる

 長いカウンター、かすかな音楽、優しい光、黒電話と柱時計のなじむ茶色い静かな空間。ママヨさんと、立男と、共通の若い友人と3人で21時頃に落ち合って。隣の予約席に先日社長になった教え子が、その隣に18歳から今日まで続く友達が、その隣に久しぶりの先輩が。偶然の夜、久しぶりの出会い。声少し押さ、過ぎ去った昔なんかをとりとめもなく思ったりして。バーまでの時間、愛すべき30年来の教え子たちと。昼も若い教え子たちと。だから尚更なんだろう、若かった頃のことを思い出したりする夜。

 説明しずらい場所、注意して探しても見過ごすはずの小路、その一番奥に入り口、そして小さな看板、「STAND BAR 船木」という隠れ家。南駅に近い踏切のそば、大黒3にあるマルヨシビル1F。素敵な出会いの文化を根付かせようとしている若い経営者に乾杯。

※上の本棚、久しぶりの更新。何を読んでいたのか半分は忘れているような気がする。クリックすると詳細が。

http://booklog.jp/users/namikazetateo