今日は、胃がん切除(胃の2/3)して退院した2009年10月26日から15年目。この記念日には鍋焼きウドンを食するのが波風家の慣わし。そこを忘れて寒い夜だったから一昨日に食べてしまったので、年々その意義は薄れている。
だが、退院できたらあの店で鍋焼きウドンを食べて帰ろうと4階の病室から每日眺めていたことも、退院日にママヨさんと一つ鍋を小皿に分け合って食べたことも忘れられない記憶。その後のウドンへのこだわりは、ここが起点かもしれない。波風食堂創業のきっかけ。死と生の境に、身体に優しいウドンのイメージがあって、どちらかに転がるならこちらにしてください、お願いします神様、なのだ。
※画像は今日の朝食。いつものトーストと珈琲とフルーツのヨーグルトかけだが、記念日の朝というわけでもないが蛋白質と野菜ありのやや丁寧な作り。ママヨパンの2色トースト(ピザ+ジャコ)は面白い。