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登る前に落ちる

気温0℃、屋根の雪全部落ちる。毎年この時期、ハシゴかけて恐る恐る屋根上の雪を突っついて落とすのが老夫妻の年中行事。子どもたちからは「やめなさい!危険だ」と毎回注意が入る。雪を落とした安心感と「まだこのくらいのことはやれた」満足感で家族用グループラインでその成果を画像つきで報告するからで、こんなふうに君たちの親は北国でしぶとく生きているぞと何気なく(そうでもないか)伝えたいのだ。屋根雪落とし後のお茶と大福餅のママヨさんとの反省会も乙。

 

学校4連休のとんでもない猛吹雪、能登の方々に比べりゃ屁でもないと除雪に明け暮れたのは先週のこと。この歴史的な悪天候で寝室の暖房器具が壊れて(吸気口が雪で塞がり不完全燃焼)しまったが命に別状なくて良かった。天気予報では今週中に吹雪マークが顔を出す日あり嫌な感じだが「能登の方々に比べれば・・・」なのだ。数日後には流氷接岸が確実なようだし、寒いのが強まったり弱まったりの刺激的な年始め。毎年はらはらしながらそのうち雪がとけて春がくるのだから腹を括っていれば良いものだが、そういかないのが北国の暮しなんだね。

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