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敬老靴下

敬老靴下

町内会が「敬老の日」に商品券をくれた。コロナ禍で集まって祝うことが出来ないからと。

せっかくだから何か記念になるような物をとママヨさんと合議し結論が靴下。性分なのだろうか育ちなのか、波風氏は新しい靴下を履くのにいつも躊躇し、子どもから贈られたのも2年かかった(3足のうちの1足、あと2足はまだ

新品)。ママヨさんは、「新らし物好きなのに不思議よねえ、昔からだもね」なんていう。「どうしてかなあ?子ども時代に、お祭りか正月か入学式の時しか新しいのを履かせてもらえなかったからかなあ。破れたらツギして履かせられたなあ」なんて思い出しながら、買ってきたのを並べて描いた。「もう少し高いのを買った方が良かったのでないですか」という声に続いて、「あっ、私の方が安い!」(笑)。貧乏人にはどこにでも笑いの種が転がっている暮らしだが、そうでなくては寒い冬は越せない。

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