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卵かけご飯

昔は高級食材だった卵。冷蔵設備も貧弱だったから『卵かけご飯』は、鶏を飼っている爺さんの家でしか食べられなかった。1人1個の玉子は贅沢だったが、白身のベロベロ感はたまらなく嫌だった。

 

炊きたてご飯時に、卵かけご飯を提案するのはいつもママヨさん。熱いご飯と蒸される玉子のコラボレーションが好きだと言う。2人で1個を分けるのだが、黄身だけ好きな波風氏はママヨさんに先にかけさせて残りを貰う。こうするとベロベロ白身がズルリとママヨ茶碗に流れ込み、多くの黄身が残るのだ。ママヨさんから「ズルい」と言われないのは玉子の成分に優劣はないと思っているのか、波風氏に配慮しているのかは知らない。聞くと不利になるかもしれないから聞かない(笑)

 

加山雄三氏が借金(23億円、10年で返済)で大変だった時、奥さんと一個の玉子で玉子かけご飯を食べたと先週の新聞に。辛いけれどきっと美味かったと思うな。

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