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主題歌が『川べりの家』

NHKスペ「人体」もいいね

雪が続いた。今日は久しぶりの晴れ。我が家も隣近所も屋根の雪が次々落ちる。明日は荒れるはず。録画して置いた年末年始のTV見る。読書が全然進まない。松の開けた今日は成人の日。52円の年賀状を、予想より20枚多かったがちゃんと出せたのが救い。紅白の梅が咲いたから絵に残しておこう。

転た寝の後、ぼんやりとTVをONにして叱られながら見ることのあった『ドキュメント 72hours 』(NHK総合 22:50〜)。この総集編みたいな「視聴者が選ぶ今年のベスト10」(12/29の23:45〜明け方4:30)をたまたま録画して正月に見た。夜9時以降はすべて深夜番組、これを見逃していたのは「ついうっかり」だったね。
街角に定点カメラを3日間(72時間)据え付け、行き交う庶民の暮らしを映す。ただこれだけなのに目が離せない。登場する1人1人の事情を深く突っ込むわけでもなく、解説が入るわけでもない。同時代にそれぞれの事情で暮らす庶民の喜怒哀楽そのものがドラマなんだと気づく。本当のドラマというのは実は淡々としているんだなあ。

新宿の大型手芸品店、京都の小さな私設図書館、恵まれているはずの「海の見える」老人ホーム、そして1位の「都会の小さなお葬式」。2位が「宮崎 路上ピアノ」で、松崎ナオさんが主題歌『川べりの家』も。これが耳をそばだてる。♪大人になってゆくほど涙がよく出てしまうのは1人で生きて行けるからだと信じて止まない/それでも淋しいのも知っているからあたたかい場所へ行こうよ〜なんて歌われると「俺はどうかな?」なんて思ってしまう。今年最初の「駄菓子屋・子どもたちの小さな宇宙」も良かった。

ユーチューブ動画/この番組で流れた「川べりの家」

http://booklog.jp/users/namikazetateo