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11月4日(金) 納得の形

枝を切ったら再生した

 まだ0℃に下がらないから秋だと思うことにしている。風邪気味が続いている。体調完全不良に陥らないうちに、仕事3つ終え嬉しい。調子にのり転寝(うたたね)するのは馬鹿者です、と天の声。

 今年の夏、家にある2つの骨壺の一つを土に還した。半世紀前から悩み、悲願の埋葬だったからホッとした。もう一方は、手元から離す気が全くしない。いや、そんな悲しいことなんかできない。どこかから、「そんなことはしてくれるな」という言葉が聞こえる気がする。

 考えても、骨壺を手元に安置する『形』が浮かばない。仏壇はその用に適さない。それなら、ということで作ることにする。未だ何もしていないが、想いだけで安堵する。前にママヨさんが、「売っているものはたいてい作ることができる」と食べ物を前に言った。どう考えたらよいのかわからない心のありようも、ある種の覚悟があれば形にすることができるのかもしれない。自分の納得が一番大事なのだ、と年々思うようになっている。

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