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「君の友だち」

71年、全米一位15週間

 一昨日の夜遅いテレビから流れた「つづれおり」。 転寝(うたたね)の中、「君のともだち」聞く。寝ぼけながら、アルバム「つづれおり」を久しぶりにオーディオにセットする。明日はこれで目覚めよう。小さな字の歌詞を難儀しながら読む。「君は友だち」ではなく「君の友だち」だったんだな。ずうっと前から、キャロル・キング(1942年 ニューヨーク生)なんて名知らずに身近だった。ボブディランより。

君の友だち ※アルバム『TAPESTRY(つづれおり)』の和訳から。

あなたが元気なく悩むとき
あなたが愛の慰めを望むとき
全てうまくいかないとき
そっと目を閉じて私のことを考えて
私はすぐに飛んで行く
とても暗い夜さえも、私は明るくしてあげる

あなたが私の名を呼ぶだけで
私はどこに居ようとも
あなたに会いに飛んで行く
冬でも春でも夏でも秋でもかまわない
あなたが呼んでさえくれたなら
私はすぐに飛んで行く
あなたには居る、友達が

もしも、あなたの上にある空が
暗く、雲でいっぱいになったら
あの北風が吹き始めたら
頭をしっかり上げて
大声で私の名を呼んで
私はすぐにあなたの扉をノックする
あなたが私の名を呼ぶだけで ボブディランで思う。こんな文化で、あんな政治のアメリカという国。「土民」と蔑む機動隊経費の一部を地元沖縄の税金で賄う日本という国。

私はどこに居ようとも
飛んで行く、あなたに会いに行く
冬でも春でも夏でも秋でもかまわない
あなたが呼んでさえくれたなら
私はすぐに飛んで行く、そう、飛んで行く

友達が居るのは素晴らしい
人々があなたに辛くあたるとき
あなたを傷つけ、あなたを見捨てる時があるかもしれない
その気があれば、魂までも奪う
でも、それはうやらないで欲しい

あなたが私の名を呼ぶだけで
私はどこに居ようとも
飛んで行く、あなたに会いに飛んで行く
冬でも春でも夏でも秋でもかまわない
あなたが呼んでさえくれたなら
私はすぐに飛んで行く、そう、飛んで行く
あなたには居る、友達が

 こんな文化があって、あんな政治のアメリカという国。「欲しい」と言っていないのに与えて返事が無いのは失礼千万というノーベル賞の不思議。「土民」と蔑む機動隊経費の一部を地元沖縄の税金で賄う不思議。「君は友だち」と「君の友だち」の違いを思う。

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