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9月5日(月) 苦いメロン

姿、形が美しくても…

 昨日も曇り、明日も曇り、今日も曇り。

 パンをもらった。美味かった。一緒にもらったピーナツバターがとても美味かった。これはこういう味なのか、この商品の存在理由を初めて知った。

 「8月31日 食べ頃」のシール貼った、大きさもまあまあ、値段まあまあのメロン。「大事にとっている場合でない」と丁度言っていた時だったので、半分をパンくれた人に持って行ってもらい、残り半分を食べる。これがまあ、色といい、艶といいいかにもメロンらしいメロン。さてさて、と匙ですくって口に入れたら『甘くなくて、苦い』。こういうひどいメロンが世の中にあるものなのか。ママヨさんと笑ったが、あっと思い出して、立男はラインで、ママヨさんはメールで、メロン片割れの行き先に謝った。

 ものをさしあげる時、注意してきたつもりだったが失敗した。救われるのは、同じものを食べて気づき直ぐに謝れたこと。前に、虫だらけの干し椎茸をいただいたことがあった。今までで最高に気持ちの悪い贈り物だが、くれた人の心を思うと何も言えなかった。贈り物は「自分で食べて美味かったもの」、「いつかは食べてみたい間違いのないもの」に限る。これまで、贈答の戒めの言葉は、『虫湧き椎茸』だったが、今後は『苦いメロン』になるな。
 おとつい2件からいただいたブドウの何と甘かったこと。反省の度はいっそう深くなる。

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