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7月22日(土) 針仕事

 23℃でも夏。ちゃんと暑い。当地の小中学校は今日から夏休み開始のはず。

 半袖シャツのボタンが取れた。難しい本で勉強中のママヨさんに頼むわけにいかず、「白い糸と針がいるな」なんてつぶやいていたら、頃合いの長さの糸を通した針を渡してくれた。やってるうちに親指の爪の少し上を針でつつて血がにじんだ。舐めていたら、「痛さ感じて、針仕事の大変さを知る」とママヨさん、本に目を落としたままで言う。「男の人の針仕事って、なんか面白い」とも言う。

 何かの間違いで、波風立男氏が、家事全部やる日が来るかもしれない。考えただけでゾッっとするが、そうなったらなったで仕方が無いよなあ。最近、早起きの立男が、木工作業で出た木っ端と一緒に家のゴミを何気なく出し始めたら「エライ」「良くやった」「だけで、当たり前」「気づくの遅すぎ」なんて叱咤激励してくれる。来るべき運命に適応できるよう発達支援してくれるママヨさんだ。ご飯はまあまあ、オヤツは上々、ゴミ出しやっと、洗濯は機会無し。裁縫は新しい挑戦分野。いけてる主夫64歳は荒野をめざす。いや、疑似荒野で鍛えられる。

 今朝、仕事で手塚治虫さんのことを調べていたら享年60歳だった。ウーム。神様はとても若かったのだ。

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