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ママヨさんの流儀【人間観2】

♪〜ママヨさんが、夜なべして

【前回から続く】ママヨさんの言う「立男氏の自己愛」。立男氏が「そんなの考えたこと無い。どんな必要がある?」なんて言うと「自分が一番だと思っているからそんなこと言うのです。そういうのを『自己愛』と言うんですよ」と教えてくれる。ふーん、と思う。「あんな人間」にならないためには、自分を相当厳しく客観化して言動を戒めなくちゃならない。そのためには、自分とは何かを知らなくちゃいけない。そのために「波風立男ってどんな奴だ?」という周囲への調査が、ママヨさんには「自己愛」映っているようだ。きっと。

 こんなことも言う。
「昔からあなたは人間が好きだけれど、最近は嫌いな人間が増えていませんか?」
あまり意識しないが、自分で自分が嫌いにならないよう警戒しているからだろう。「人のふり見て我がふり直せ」なのだ。こういうのも自己愛なのかな。一本芯の通った人生を送るために、<落とし穴>をきちんと確認しているような気持ちなんだけどね。
 ママヨさんはこういう立男を非難しない。突き放して見ているだけだ。「人は人、私は私」がママヨさんだ。ここら辺にママヨさんの自己愛の秘密があると思う。

さて、忌野清志郎斉藤和義の「空がまた暗くなる」。同級生の清志郎逝って7年。今日26日は立男の誕生日。立ち止まって聞いてしまう曲。皆若く長いもみあげ流行っていた時代?

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