８時就寝の立男、TVドラマには無縁だ｡明日最終回の話題のドラマ「半沢直樹」、何とか起きて悪人役の最後の演技を見たい｡主役の存在感が抜群だから、相当強烈な悪人役の演技も鼻につかない｡立男も初級老人生活に入り、こういう、わかりやすい勧善懲悪ドラマも見るようになったのだ｡そうそう、再放送中の「冬のソナタ」なんかもママヨさんと見ている｡10年前と比べ、脇役たちの実に哀愁ある顔の演技に目が行く立男だ｡
さて、ドラマと違う現実生活では、消費増税・法人税減税なんていうこの国の主役無視の悪行がまかり通りそうだ｡悪人顔と言えば、はしゃいでいる猪瀬さんという人と、すっかりご無沙汰の橋下さんがTVニュース上の東西の横綱ではないか｡安倍さんという人は、前までは影薄く滑舌悪いアホ顔の方だと思っていたが、こういう種類のズル顔もあるのだ｡
プロ野球コミッショナーの加藤さんという方が辞任された｡柔道連盟の会長さんの場合もそうだったが、辞める時期逸すると「ずるい人」の印象が強く残る｡損得から遠いルール遵守のスポーツ界では、「ずるい人」は「悪い人」なんかよりうんと悪い人に思えてくる｡釈明すればするほど、だ｡立男が髭剃りながら自分の顔を確かめたら、ずるい顔とは違うが、悪い顔みたいな味わいがあり我ながらドキッとした(笑)ママヨさんに言ったら否定しなかった｡
