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敬礼する立男

雨降りは嫌だな

  何かと話題のスコットランド独立問題。民主主義とは何か、地方自治とは何かを考える絶好の問題提起だ。井上ひさし吉里吉里国」を思い出したり、辺野古基地移転で揺れる沖縄を考えたりした。高度に発達した資本主義国で、一地方が国家として「独立」する志を住民投票で問う、この事実が嬉しい。21世紀の神話みたいだ。「自分と国」の関係を一人一人が真剣に考える、その意思を投票で示すことができるのはなんと素敵なことだろう。この選択権を16歳以上に持たせたことも凄い。平和、安全、暮らし、民主主義…国家選択でなく政策選択さえ庶民の意思が年々通じなくなってきた。政権に「何を決めてもやってもよいよ」と白紙委任した覚えは全く無いのだが。

 閑話休題(「話変わって」という意味の四文字熟語だよ)。立男はママヨさんからしょっちゅう小言を言われる。大抵聞いていないから全然腹にもたれないが、黙っていても面白くない。対等平等の扱いを求めて独立を…何てことは全く考えない。だが、反応しないと立男を思って言ってくれる(というか、習慣みたいなものなのだが)ママヨさんに失礼だと思い直し、敬礼することにした。それも言われた瞬間に。やってみるとかなり可笑しい。真剣な顔でやるのがコツ。尖ったママヨさんの口元がニッとほころぶ。学校でも、会社でも、上司から大層な指導を受けた時、これをやると効果絶大、人間関係は豊かに…なるはずもなく殴られるかもネ。

 昨日、珍しくTVの深夜放送(夜10時だけれど)見た。MIWAという若い女の子が心地よい声で歌ってた。久しぶりだなこういうの。

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