カウンター

『差別』の朝

「少年少女」という言葉、男は年が少なく女は女が少ないというように性差別が埋め込まれている、なぜ「少男少女」じゃないのかと女性翻訳家。年が少ない男、女が少ない女、ウーム。一瞬意識したことが昔あったが男女差別を思わなかった。嫉妬みたく女偏の漢字に芳しくない言葉が多い、男編の漢字が少ないのは人偏があるから(男が人間で、下等な女は人間に入らない)と翻訳家が伝える新聞記事。人間が作って脈々と続いてきた根深い意識を思う。

 

ママヨさんと波風氏が時間をかけてそれぞれ読んだ本、たまたま共通項が想像を超える差別。許しがたい差別が世界の陰にあるように感じていた若い頃、今は世界の隅々が差別で溢れていると思う。いや断言する。平和も、平等も、公平も、喜びも、その反対に差別。あんバタトーストと珈琲の朝食の時、新聞読みながらそんなこと話した。

http://booklog.jp/users/namikazetateo