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時計屋さん その後

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昨年、時計屋さん閉店の話を11/26「Gショック」の題でブログに。その時から、古い時計の電池交換してもらい、まだまだ使えるよと言われ外に出かける時の腕のお供に。退職後、腕時計なんかしたことがなかったし、する必要もなかった。手錠みたいな感覚もあったし。

 

正月明けの地元紙に、営業継続の広告。俺みたく、まだやれるうちは続けろよ、腕は確かなんだから、というお客さんの声がたくさんあったんだろうなあ。何だか嬉しくて、新聞から切り抜いて何度か読み直し心中を思った。修理不用のGショックの席捲で機械式時計が時代遅れになり気落ちしていた老時計職人さんが、磨いた仕事の腕で発奮再起する話。良い意味の爺ショック、素敵な老いるショック。

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