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男の高齢者文化が無い

今日の表ブログに書いた、老人男性に明るい暮らしのヒントはない件についての追記。礼文に住んだ時、いかにも退職後の女性旅行者の旅慣れた元気良さとトボトボとその後をついて行く男性旅行者の影の薄さを思い出した今日。

 

老後の衣食住をテーマにする雑誌やTV、ごまんとあるが登場するのは、すべてが老夫婦か夫をおくった老婦人。男一人で明るく楽しく暮らしているなんてのは見たことない。図書館でも探しているが皆無。この国では、ある時期が来たら夫は妻より早く亡くなり、妻が残された日々をどう生きていくかがが大きな問題で、夫が妻に先立たれてからの暮らし方はどうでも良いというか、全然重要ではないらしい。判で押したような、趣味を持て、地域と仲良くやれ、歩いたり体操せよなんていうアドバイスしか見当たらない。

 

難しいことを言っているんじゃない。独身後期高齢者で、家事なんかほとんどしたことない男の「猿でもできる衣食住」の知恵提供を言っている。ハゲや白髪のみっともなくない管理の仕方、杖や車椅子のおしゃれ、賢い紙オムツの選び方、鍋とフライパンだけでできる最長15分の料理、風呂に入らなくても匂い知らずのアイデア・・・書いてるうちに寂しくなってきた、まだ身体の動くうちに自分一人ならどうするかを勉強しておかなくては。

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