カウンター

エッセイの秘訣


f:id:namikazetateo:20211221195925j:image
車のJAF、月1で送られてくる雑誌『JAF Mate』に松任谷正隆氏の車にまつわるエッセイが連載されている。今号(今日届いた)読んでいなければ6〜7ページ目を開いて欲しい。損はない。

 

渋滞に巻き込まれ、「トイレに行きたい・・・」と口に出したいが口に出すと本当に行きたくなってしまうから我慢する・・・略・・・「トイレに行きたい・・・」、最初に口に出したのはかみさんのほうだ。(今号の「限界のその先」から)

車にまつわる題材を書き続けるのも(今回が40回目!)、楽しく読ませ続けるのも至難の技。書くのが本業じゃないんだから。

波風氏はまだ1度もJAF使ったことがなく、使わないのが幸せとも考えつつ、ウームとも感じながら、月に一度クスリと笑わせられ「まあ、しかたないな」なんて思う。

 

ユーミンの連れ合いに学ぶのは、「偉そうなことは間違っても書かない」、「暮らしの中のクスリを忘れない」、「本当は苦労して書いているはずだが、さりげない終わり方と題名」。自分を客観視する、突き放す力なければエッセイは自慢話になる、必ず。隠しても隠しても(笑)。「いいね」欲しがるSNSが嫌なのもそんなとこ。

http://booklog.jp/users/namikazetateo