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言葉に触れ続ける

恩師のお土産:あり難い

まさかこんなに暑くなるとは。不思議なのは、虫の姿が見えないこと。蝉の鳴き声も全くしない。こういう夏は初めてだ。

波風立男氏がブログを始めたのは、老後生活を前にして、『言葉』には触れ続けていたい、という気持ちからだ。ブログは、仕事上で毎日更新していたため、環境の激変を嫌いクール・ダウンしていく気もあった。定年退職後、同じような業界で再就職したため、ブログの目的が迷走した。このブログ『波風食堂、準備中です』は、ブログのやり方を教えてくれと頼まれお手本というか見本品だったのだが、表ブログとちょっと違った軽さ、いい加減さが書けるので今に続いている。「いつまで準備中なのか?」という外野からの声もあったが、開店した今は今で「波風食堂、準備中です」が何だかピッタリのタイトルだ。ブログを教えた方は、3ヶ月ぐらいで辞めてしまった。なんだったんだよ−(笑)

フェイスブックツイッターは、やっている身内がいるからアプリは入れている。だから、知り合いには申し訳ないがメッセージがあってもまず読まない。承認要求の「イイネ」が嫌いだ。発信とは潔いもので、見返りを求めてはならぬ(ナンチャッテ)。どこかに、しみじみとして端正な文章を、選び抜いた言葉で書き続けているようなブログはないだろうか。『これは』と思ったら、開店休業になったり、画像ばかりの言葉なし、になったりする。老後生活のブログも多いが、日常の暮らしそのものを楽しんでいる、というのはほぼ無い。老後生活で、消費前提のお楽しみを載せて何が楽しい?と思う。老後人生で、書き「言葉」も使いこなせるような、気合いの入った「変なオジサン」「変なおばさん」という方がどこかにいないかなあ。「波風食堂、修行中です」に名前変更するのに。

http://booklog.jp/users/namikazetateo