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鍋を修繕する

namikazetateo2018-05-21

朝から快晴、昼に16度。玄関に一時避難させた朝顔の苗を外の温床に。明日は畑仕事だな。


結婚してから約20年弱の青年期、「文化鍋」でご飯を炊いていた。「電気釜では美味いご飯は食べられない」とずうっと思っていた。専業主婦のママヨさんが外に働きに出るようになって電気釜に変わった。この釜、持ち手の金属部分は片方が折れ、もう片方の黒いベークライトのも壊れ、蓋の取っ手も無く凸部分(直径5㎜×高さ11㎜)だけが虚しく残っていた。これに波風氏の「木工の精神」が反応(笑)。義母の雪平鍋の持ち手修理に比べレベル相当高いが、何事も修行。

蓋には、流木で持ち手。小ネジ2本で凸に締め付けたが、炊き上がって蓋を取る時、アチチとなる可能性大。そのため上向きの枝もある材を選択(笑)。難関の持ち手は松の木片で。これも小ボルト使ったためアチチなんだが、それ以上にガスの炎で焦げる、いや萌える、いや燃える危険性大。実に問題な火文化、いや『非文化鍋』。作業中、小刀で左中指を少し切った。「木工で初めての労働災害ですね」とママヨさん。この言葉で、いたく(痛く)満足する波風氏であった。

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