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母の日 詩


今朝の新聞(朝日「天声人語」)にあった詩。〈母は/舟の一族だろうか。/こころもち傾いているのは/どんな荷物を/積み過ぎているせいか〉。母と舟の文字が似ているのは偶然ではない気がしている、と続く。ふと、八木重吉の詩を思い出す。〈重吉よ 重吉よ〉を自分の名前に置き換えて亡き母を想う。懐かしい声がはっきりと聞こえる。雨の「母の日」。

今日は、ママヨさんに迷惑をかけないように過ごそう。自分から風呂にも入り、床を水でべちゃべちゃにせず、転た寝は決してせず、落ち着いた声の「お休みなさい」の一言で一日をしめくくろう。そうだ、そうだ、そうしよう。

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