カウンター

同好の士

丁寧に食べると美味い

ロフト(波風食堂の2階部分=小上がりになるかもね)の壁面材料買いに行き、材木コーナーで知人のF氏に会う。聞けば、初DAY挑戦とのこと。それなら、ということで一緒に大工仕事。彼は踏み台、波風氏は漆喰壁の下地つくり。当地は大工仕事を趣味にする人が断然少ないと旧知の設備屋さんが言っていた。考えてみれば、F氏が初めての同好の士。夕方、踏み台が完成し「これは素敵だ。今日は勉強になった」と聞き、波風氏も嬉しかった。合間に軽トラで粗大ゴミも捨ててもらいとても助かった良い一日。

最近、ご飯をゆっくり食べている。亡くなる知人が増え、「遺すことば 作家たちの癌闘病記」(文藝春秋社のムック本)なんかも読んだせいだろう。「これが人生最後の食卓」と思えば、食卓に並ぶ全てが愛おしく思えてくる。「こういうものを食べたい」に加え、「こういう心持ちで食べる」が加わわった感じ。画像は一昨日の夕食。いただいたエンドウ豆で作った豆ご飯、いただいた取れたてのモズクの味噌汁、鯖の塩焼き、塩による漬物。噛みしめ噛みしめ丁寧に食べる。こういう食事と日々の肉体労働で4月から5キロ減。夢の『標準体重』まであと3キロ、まさかこんな日が訪れようとは。

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