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鶴見俊輔さんの顔

 鶴見俊輔さんの本を読み続ける。隣でママヨさんが近現代史のレポートを書いている。そんなわけで、思想と転向、天皇制、憲法、核、独立と従属、政治家、富と貧困、などが飯時の話題になる。大根の漬物をバリバリ噛み、味噌汁ジュルジュル飲みながら。「孤独のグルメ」の『サバサンド』を今度つくってみる、椿の蕾は白い花のようだよ、正月に2キロも太っちゃった、なんて話の合間合間に。

 ふと、鶴見さんってどんな表情で、どんな口調だったのだろうと思い、動画検索してみた。あるある。情報化社会は便利だ。鶴見さんは、大きな目で、ゆったりして、堂々と話をし、笑うとかわいらしかった。素敵な顔だ。共同で研究者された方々の顔つきも、揃って美男美女。歳とるとこれまた素敵なのに驚いた。思想に芯のある人は恰好よい。金と無縁そうなのも嬉しいね。

 選んだ動画は、最近TV(正月だったかなあ)で見たもの。本で予習しているから前の時より頭によく入る。何より、今の問題として迫りに迫ってくる。戦後70年の年の放送。2時間41分の長さ、今日は72分見た。休み休み見ることにしよう。 
(2時間41分)

http://booklog.jp/users/namikazetateo