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「深夜食堂」

このロゴが見事。昭和の味

 小寒の7日。七草粥ならぬ五穀米、ホッケ塩焼き、ヒジキと揚げの煮物、大根の味噌汁の夕食。正月飾りの椿にあわせた紅白餅の小枝を片付ける。

 9日締め切りの書き仕事3つ完了。合間合間にご褒美のビデオ6本。結果、「深夜食堂」にはまる。①人情噺、②食べ物、③「食堂」が短編のアラカルト。はまらないわけがない。細々と、「あの人の愛した昼飯」(NHK「サラメシ」)で精神の小腹を満たしていたが、久しぶりの「やあ、食った、食った」感。「孤独のグルメ」も新シリーズスタートということで目出度し目出度し。どうして今まで見逃していたのかと、残しておいて良かった、という感じ。原作少々、著者のエッセーも読んでいた。
 TV「深夜食堂」全30話のうち未だ残っているのが13話分。深夜食堂登場の全メニューから点検した結果だ。美味さを堪能しつつ残りが気になる悩ましさ。達者な脚本と俳優で食べさせてくれる安心感がある。深夜食堂のロゴも主題歌も大層気になる。

 幼少期からの波風立男氏の思い出は、色と形が多いのだが、そこに食べ物が加わって忘れられない記憶に。「いやしい」のではなく「癒し+優しい」人柄なのだが、最近のママヨさんは「それは違う」と批判的だ。教訓:人を騙すには自分で自分を騙し続けること。ただし、日ごろの謙虚な態度が大事。

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