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11月26日(土)本を買いに

この絵にも惹かれて

 昨日は、雪少なく風冷たい晴れの日。歯医者の帰り道、少し遠回りして本屋へ。週末の安堵感と、「治療は今日で終わり」の達成感がそうさせた。

 本屋は、詩集と画集があって「本屋」、「書店」。22歳で故郷を離れて、そんな店は波風氏の住む街には一度も無かった。全部「雑誌屋さん」で、申し訳程度に文庫本なんかが並んでる。これはこれで必要だが、たまには心が震えるような、手元に置いておきたい、そんなあこがれが並ぶ店があって欲しい。大手通販サイトでは、表紙から順に開いて「逡巡して」決断する楽しみは無い。

 詩集が18冊並んでいた。刺繍の方はもう少し多かった。画集は無いけれど、「アート」の棚もある「本屋」が1軒。店長の心意気を感じて詩集一冊買う。長田弘の方を選ばず、工藤直子にしたのは、理屈っぽくないのと松本大洋の母親ということと、「佐野洋子・絵」が気に入ったからだ。

http://booklog.jp/users/namikazetateo