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1月8日

扇屋の御用饅頭 そういえば厳かな…

 曇 0℃ 朝除雪ブル。
 朝:卵サンド、梨ジャム(年末いただいたのを加工、予想より旨い)、野菜サラダ、コーヒー(最初の蒸らし加減を大事にして)。昼:チャーハン。チャーシュー作った時の煮汁使い少し本格的。夜:魚と野菜の鍋。どうしても食べたくなった豆腐買いに長四角形の地域に400世帯住む我が町内の端にあるコンビニへもう一方の端にある我が家(つまり一番遠い)から歩いて買いに。「このぐらいの距離、歩けなくてどうする」の心意気で。ブルのさらった雪道は滑って仕方ない。老人二人、向かい風の中ヨタヨタ歩く。帰りは背に風を受け笑いながら早足で。ママヨさんの足下、よそ行きのブーツ。除雪で長靴に穴を空けたから買い換えなくちゃというのを、パンク修理のゴム糊で修理して使えば後数年使えると半分冗談(半分本気)で言ったのを、「除雪はだれがしてると思ってる」「除雪作業のスコップで空けた穴」「穴からの雪が溶けて足がしびれてきた」等を道々語り続けながらペンギンみたいな恰好で歩く。

 午前中、若いお坊さん来て読経。ママヨさんと数珠手に祈る。茶の間でしばし懇談。後ろ姿の坊主は表情や口先の接客業と大いに違う、背中を見せ続ける仕事、実生活のあり方が背中に宿る、読経はただただ無心に祈るのみ…の話聞く。立男、お経の意味を少しで良いから説明しろ、メモ渡すのでも可、長い時間お経を聞く身にもなってみろと。国旗と国歌も、ただ歌え、理屈無く崇めろでは困るのだ。
午後、「草枕」やっと読了。何だか晴れ晴れする。湯本香樹実さんの短編小説に移る。しみじみした情感久しぶり。若い人がいつの間にか成熟したような感じして。表題作だけ残して転た寝、10時半に言われないで就寝。

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