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1月11日

丘陵地帯新興住宅地土砂崩れ型頭髪

 0℃ 曇

 勤務先の広報誌用500字コラム、一日かけて書く。目的は勤務先の宣伝。だが、まことに宣伝にふさわしくない業界・勤務先で、書き方ひとつで全く逆効果にも。街の全世帯配付だから怖い。これまで続けているうちに「こういうこともありますが」で始まり「それはこんな意味もあるのですね」的な形に定まってきた。客観的で公正に見えますように、宣伝から遠い文化情報に見えますように、と念じて書いていたら。良いか悪いか判らないが収まり方の癖みたいな感じだ。次は〆切直前の作業開始を絶対に直すぞと決意する夕方。

 夜、成人になった卒業生の祝賀会に。若者が晴れやかな顔してタバコ吸って酒を飲んでいた。長髪を残し耳の周りだけ刈り上げ、土砂崩れに遭った丘陵地帯の新興住宅地みたいな頭の男子もいた。こんなのに最近会ったことあるなと思ったら我が息子。化粧で化けるを実感した大勢の女子。そういうのをしたくてそれがすぐ出来る年頃だ。偶然の不思議さや人生の面白さを若い人たちからいっぱい感じた。人間の子どもというのは何て素敵なんだろう。揃って目元の涼しい立派な先生たちにも久しぶりに会えた。帰り道、一寸凡師さんを誘ってBAR船木へ。美味しいレーズンバター出してくれた。岩塩を少々振ってるそうだ。コラムのことなど話した。

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