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妹の見識

どうも『情報』が庶民にきちんと伝わるようになっていないんじゃないか、この国は。国内はもちろん外国のことでも重大問題ほど。知らないうちにバイアスかけられているようだ。大手マスコミ、とくに公共放送は隠蔽から誘導になってるねと、墓参り後の夕食時に波風氏とその妹とママヨさんの三者会談。

 

『富裕層』と庶民の所得格差が数百倍と聞き、「どうやって使うんだよ?」と余計で無益な心配した後、俺にも少しは寄越せよと思い、絶対にくれないと静かに納得し(若い頃みたく腹立てても仕方ない)、価値ある「人・物・こと」はほとんど庶民に分配されず、とりわけ『情報』は目隠し状態。

TVの食べ物番組の氾濫などは、下層階級の欲望に応える情報放出なわけで、TVを見続けさせて馬鹿を作る仕掛け、馬鹿には馬鹿な情報で十分、ということなんだろうなあ。笑えない「お笑い芸人」の過度な頻出も同じ。

 

こういう時代は、与えられる情報と自分の判断をいったん疑い、それを自分なりの仮情報としておいて、他と話することで吟味するのが大事だろう。三者会談の話題は、家族親戚、身体健康、暮らしと政治、ウクライナやジャニーズだったが、「この国は滅びるんじやないかい?」という妹の言葉が心に残った。「ハンカクサイ」の対義語はなんて言えばよいのかなあ。

※新しいカテゴリー「波風氏の妹」を新設。

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