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期限と機嫌

外を見ると昨日から積もった雪が光っている。「雪掻きができるなあ」と嬉しい。空が晴れていると「散歩ができるなあ。今日も7千歩行けるかも」と思う。昨日からの捜し物が今日も見つからないけれど、「こんなところにこんなものがあった」と寄り道して楽しむ。床が書類で一杯になるけれどそれがどうした。見つからなくたってご飯が減らされる訳じゃ無し。期限より機嫌が大事。

 

もう少し経ったら、毎日が捜し物ばかりになり、いつかそれが何を探しているのかがわからなくなり、こんなことしている場合じゃ無い、そろそろ家に帰らなくちゃあと徘徊する日は近い。だが、一日の中で一つでも「面白いなあ」があれば、必ずある不安や心配を脇に置いて、楽しく暮らして行けそうな気もする。

 

一瞬だけれど思う、こういうのが呆けの始まりというか、幸せに近い日々というのかなあ。さてさて夜、愛媛の方が送ってくれた香川のウドン、ママヨさんの作ってくれた掻き揚げで『鍋焼きうどん』、一日のしめくくりとしては悪くない。

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