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楽に生きるを考える本

知り合いが「これで自分が分かった」と置いていった『自分に気づく心理学』をチラチラ読む。著者は加藤諦三氏、波風氏の高校時代に同級生が何人もハマった心理学者。一冊ぐらいは読んだはずだが、分かりやす過ぎる感じがしたはず。それにしても、加藤氏が半世紀に渡って第一線で活躍し特に若い人に影響を与えているのは凄いことだ。

 

加藤氏の言葉は論理的な感じと分かりやすさが特徴だから悩んでいる人(悩みのない人はいないが)を惹きつけるのだろう。よく当たる占い師みたく。「甘え」や「依存」「愛する・愛される能力」・・・・こんな考えもあるんだな。性格を生まれつきとせず環境というか人間関係によると言うのは良し、しかし性格がほぼ生育環境(親との関係)に基づくみたいな断定は疑問。副題が「幸せになれる人 なれない人 もう他人を気にしなくていい」なのだが、幸せってそんなことかなあ?それで本当に楽に生きられるのかなあ?

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