まだ終わっていないけれど、今年も早足で歩き続けた1年。去年のことはずいぶん遠い記憶。ああ、東京で3日間も散歩したんだ。
今さっき、波風工房(冬期の「波風食堂」)で、加湿器乗せる台車つくり、嬉しがってる波風氏。「去年は何やっていたのかなあ」と過去ブログを開いたら、今と同じ時期に毎年そんなことを書いていて笑った。9年分の過去をピンポイントで検索できるのはブログの効用だ。
老いを重ねる毎に、月日の早さが増していく感覚は、一日一日に驚くような感動が少なくなるからとあのチコちゃんが前に教えてくれた。波風氏はそれに納得がいかない。「これをやらなくては」、「あれもやらなくては」と全く休む間もなく追い立てられているから、時間経つのが早いと思う。これは若い時からで、ママヨさんに聞いたら同じだという。彼女は、「生まれてから一度も『暇』というものを味わったことがありません」と明言する。ぼーっとしているのは性格で、起きている時間は必ず何かやってます、と本人は言っていないが「そんなところだろう?」と確認したら「失礼な指摘だけどその通りです」と言うに違いない。「あたふた」の昔と今との違いは、「やらされている」と「自分でそうしている」ことだけだとも。
来年の今頃も、ここに書いたようなことを書くことが出来るならとても嬉しい。