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こっかの汚名

桜と聞いて浮かぶのは「桜を見る会」。この花がこんなに汚れたイメージを持たされたことがかつてあっただろうか。道理と正義で来春までに決着みなければ、桜を象徴的に使う卒業式歌も悲しい。

 

桜の板で工作予定。この花が好きだった人を忍びながら。やっと材料が集まり気持ちが向いてきた。その矢先の、こっかに対するこっかの汚し。

 

新聞川柳欄に桜取り上げた傑作が連日。芸人というプロの、世相風刺から徹底的に逃げる笑われ芸に比べ、庶民側のせこい権利者を笑い飛ばす文藝が痛快。この国の情報と文化の程度や操作状況を知るのも今。さて、この閉塞感に風入れるため、今年を表す漢字に『桜』を追加したらどうかなあ。

 

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