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性分としての一筆

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ご近所から、カジカいただく。そこに手描きの表示。不在の場合の手紙でもある。このイラスト、描けそうで誰でもが描けるわけでは無い。このメモ一枚で、そこはかとない豊かさ漂う。
漢字で書くと鰍。寒い季節、肝を入れたアラ汁はたまらなく美味。固く絞まった身は煮付けで。これも今の時期の味。

 

一緒にいただいたハマナスの実のジャムも、瓶にイラスト付きのラベル。リンゴや苺のジャムもデザインがしてあった。こういうのは無くても全然構わないのだが、波風氏がそうであるように性分。ここまでやって気持ちに収まりがつくのだ。元美術の先生だからそうするのではない。繰り返すが、そうやらなければ満足できず気持ちが悪いのだ、と同じ性分の波風氏にはわかる。

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