カウンター

散歩の手数料62円

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歩くと体調良くなり、少し長くゴロゴロしていると必ずどこか痛くなる。油が切れて錆が浮く感じ。人生最後を痛くならずに決着つけるには相当の努力必要だと思うようになった。冬場3ヶ月ゴロゴロをやってみたら想像以上にイタイ結末だったから。

 

それなら毎日歩けば良いのだが、波風立男氏にはそんな素直さと健康志向は無い。逆に、「今無理しなくても未だ未だ大丈夫、本でも読みな。面倒なら今回に限り車使えよ」なあんて、生まれた時から「楽こそ幸せ」を叩き込まれた脳(これを洗脳と言う)が、本人に無断で身体に命令する。
歩くにしても、ただ歩くのは馬鹿だと思う波風氏。これも昔からで、用事が絶対に必要だ。走るのが好きとか、健康のために歩いてます、なあんて人がいる。口には出さないが、俺とは生きている世界が違う(笑)。買い物とか、絵を描く素材探しとか、目的が無ければ歩けないし、歩かなくとも可。

 

週に1、2回、葉書を書く。電話より手紙。近いポストまで往復3000歩、少し遠いのが5000歩、だいぶ遠くて1万歩。最近、歩くお便り投函が生活リズムに。近・普・遠のポスト選びは、体調の自己判定機会。葉書の切手代62円は役所に出す収入印紙みたいなもので、身体を動かして貰う手数料。この考え方で、脳もやっと了解してくれたよう。

http://booklog.jp/users/namikazetateo