波風氏はテレビ好き。ちゃんと見ることは少ないのだが消せない。身近に音や映像があって欲しい体質だ。だが、不倫、離婚、相撲界不祥事、フアッション、グルメ情報などを毎日毎日見聞きしていればやがて見事な馬鹿になれる確信はある。だから、ラジオ聞くことが増えた。大工仕事にラジオは素晴らしいお供だが、雪が降って外に行けないし…。
そんなわけで、朝のトイレや食事と同じように、その日のテレビ番組の録画が日課。馬鹿になる番組の片隅に時々「これは」というのも見つかる。あのＮＨＫだってまともな方々は現存している。今日のＴＶは、そんな「これは」が随分多い。
昼に、『辺見庸 父を問う』(Ｅテレ：「こころの時代」再）。夜に、『カズオ・イシグロ ノーベル文学賞を語る』(ＢＳ１)、『映像の世紀・特別編』(ＢＳプ)、『75歳からの出発』(ＴＶＨ：「美の巨人」)、『木皿泉劇場 道草』(ＢＳプ)、『砂川事件 米軍駐留は違憲？』（ＥＴＶ特集)。ママヨさんの見る『精霊の守り人』も、波風君の好きな『出没！アド街ック天国』もある。
一押しは、『カズオ・イシグロ ノーベル文学賞を語る』だろう。６年前の福岡伸一氏との対談、とても興味深かった。今晩のも期待している。
