カウンター

勉強の機会

エライことした偉い人

 我が国副総理のナチス肯定発言はとても勉強になった。憲法改正は民主主義の手法ではだめだと言うわけだから、この政党の憲法改正の内容も目的も大変わかりやすくなった。なるほどなあ。この方には教えられるところが随分と多い。前は漢字の読み方、今度は政治の根幹だ。テレビで見せてもらった場違いな帽子も大変勉強になった。

 さて、「ナチス政権の手口を学んだらどうかね」の「手口」は、①犯罪などのやり口、「同じ−」②取引所で、取引員や会員別の売買銘柄とその取引高と広辞苑にある。間違いなく①の意味だろうが、首相の次にエライ公務員なんかじゃなくて…この風体では「小物のくせに大物らしく振る舞う者」(同辞書「チンピラ」の項)がまことにふさわしい。なにせ「手口」だもの。あの帽子姿は本人が、チンピラでなくもう少し格上のギャングなんですよ、誤解しないで下さいね、という願望の表現だと感じたのは立男だけではないだろう。
 某政党代表の「ブラックジョーク」という擁護発言にも学んだ。どこがジョーク?誰が喜ぶ?と思いつつ、「四面楚歌」とか「同病相憐れむ」などの言葉の使い方を学ばせてもらった。こちらはギャングというより「小物のくせに〜」がよりふさわしい。偉い人に学ぶことは多いものだ。 

http://booklog.jp/users/namikazetateo