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後出し賀状

年末に賀状印刷し、元旦に届く賀状をもとに返信する。いただいた賀状を丁寧に見るようになり、添える言葉も少しはありきたりで無くなった。パソコンで宛名印刷していたのを止め、直筆にした。3年目になる。

 

失礼なやり方だと承知しつつ、出すから返信されるというのが嫌だったし、現職時の多かった枚数を減らしたかった。両方同時に出さないならそれはそれでいい。ここらが基礎票、というところで年末発信に切り替えるつもりだった。しかし、意外に減らず、今年もやっぱり年始休業の本局窓口に買いにいく。

 

年賀状は今年で最後、というのも増えてきたが、波風氏はそうしたくない。賀状を虚礼とは思わない。礼儀知らずが言うのも変だが。近年は年賀欠礼が50枚に近く、自分は多死社会で生きているのを実感する。年末年始に、自分と心がつながる方々のことを、少し時間をかけて静かに想うのはよい時間だ。

 

 

 

 

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