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韓国ドラマ、波風氏的な見どころ

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TVドラマは、ずうっと前からNHK朝ドラと韓国ドラマしか観ない。ママヨさんに、「韓国のでいいのやっていないの?」と聞いて「これはおすすめ」でほぼハズレが無い。『ミセン』や『シグナル』もその筋で、今観ている『マイ・ディア・ミスター ~

 


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私のおじさん~』もそれと同じ監督・演出。人間関係や格差の表現が暗く辛いが、細部に渡ってリアルで、伏線の扱いや筋の運び方が上手い。イ・ソンギュンという役者も『ゴールデンタイム』以来好きだ。『冬のソナタ』から幾年月、お気に入りの役者が何人も出来た(笑)。

 

だが、このドラマで観入ってしまうのは、悪役。キム・ヨンミンという役者の顔が、写真でしか知らない若死にした波風君の父親に実に似ているのだ。

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夢にも出てきたことの無い父親、似ていると思った人間の登場は初めてだ(波風氏は母親似)。特に眼がだ。役柄は、出世しか頭に無く競争相手を蹴落とすのに手段選ばず、ずる賢しこく、加えて助平。人間性を全く感じさせないが、これはこれで潔く、どういう末路をたどるのか少し気になる。

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