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「ひよっこ」が楽しい

namikazetateo2017-04-15

退院後、久しぶりの快晴。春の風で吹き寄せられた玄関周りのゴミを片付ける。

4月1日スタート「ひよっこ」が楽しい。蒸発した夫を探しに東京へ来た妻、失意のうちに茨城に帰る失意、上野駅の待合室、そこにご飯を持ってきたレストラン経営者。今日の内容だ。出稼ぎから帰る夫がふと立ち寄った店、土産にカツサンドを渡したシーンが心に残っている。ドラマとはいえ、もしかしたらこういう人間関係ありかも、いやそうであって欲しいと思う。ドラマの空気というか達者な演技が自然。「ちゅらさん」「泣くなはらちゃん」の脚本家。ドラマのふとした人間性に、『忖度』はこういう時に使うんだべやと目頭熱っぽくなりつつ思う。

60年代の空気を一生懸命作っている感じ。セーラーにズボンの女子学生スタイルが懐かしい。オープニング動画に強く惹かれる。新しいレトロ、というか昭和的物品と当時の営みが童話的に融合する思ってもみない不思議な世界。CGはここまで進化していた。主題歌も、主題歌とのバランスも良し。前作は主題歌が聞こえて来たらTVを急いで消していた。前にも書いたが、共演者に少しも共感できないドラマは終わってる。
 昨日から始まった「ツバキ文房具店〜鎌倉代書屋物語〜」(NHK 土曜10:00)も期待大。好きな俳優が出ているだけでなく、根幹の小川糸の原作が良いのだろうな。

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