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後片付け始めました

食堂外観予想図

 日本全国と隔絶する涼しい街の8月。後片付け始めました。
 老後生活の筆頭の仕事「後片付け」。もしもの時、家族が困らないよう…といった殊勝な話でなく、後回しにして来た無意味・不要な物品大掃除。「波風食堂」は、物置活用なんだから夢実現の一歩というか、自分の趣味と生きがいに直結する話。これができやっと「もしもの時…」対応片付けも開始できる。

 この頃やっと片付けやってみるか気分。段ボール箱に入れっぱなしの文庫本と漫画は古書店に引き取ってもらい、98時代からのPC関連品も何とか始末終了。来週には大型ゴミも一掃予定。お役立ちは昨年購入の家庭用シュレッダー。捨てるに困る不要書類を一括処理。値段の割の高性能、昔の業務用と大差ない進化に驚く。

 辞書ぐらい分厚い「定年後 『もうひとつの人生』への案内」(岩波書店編集部編:1999年刊)を15年前に読んでた驚き。学生時代のママヨさん書いた、島崎藤村「破戒」の小論なんかも箱の底から。40年前に結末の唐突さを話題にしたことあった気がする。活字で残っていたから再び目にしたわけで、一括削除のPCならこうはいかないだろう、なんて思う。こんな効率悪い家の仕事が、実は老後生活の面白さじゃないかと思う盆の入り。

 今日の一曲、前に続きボサノバ。セルディオメンデス66のマシュケナダ。これ、隣の家の高校生自作の音響装置で聞かせてもらった初めてのボサノバ。小学生最後の年の秋だったと思う。

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