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終戦記念日

生まれたのは、戦争が終わって7年後。老いるほど戦後から時間が経っていないと感じるようになってきた波風氏。

 

TVで戦没者追悼式を見て、舞台中央の墓標『全国戦没者之霊』の見事な書体と『霊』を前面に据える意味を考えながら、天皇と首相の式辞を聞くようになったのは還暦以来の習慣。戦争を知る世代が少なくなっていく中、1年に1回は戦争を考えたい、戦争を知らない子供の波風氏。

 

昨日の2時間TVドキュメント『通信簿の少女を探して 小さな引き上げ者殖戦後77年あなたは』見応えがあった。毅然としていた『少女』は80年経っても毅然としていた。

無言館の窪島さんと吉永小百合さんの対話『声なき声に耳を澄ませて 吉永小百合さんとともに』、戦没画学生が残した絵の意味と価値、「絵だけが他の芸術と違って必ず『愛』が表現されている」という言葉をずうっと考えている。初めて知った言葉だ。

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