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調理の哲学

●人間は何を食べてきたかという問いは権力者の歴史、でも何を料理してきたかを考えると全く違う歴史が見えてくる●地球環境問題は一人では何もできないけれど、料理することで地球を思いいたわれる。●食育というが料理して食べることができればOk。料理は自立。●ご飯にみそ汁、漬物を加えた一汁一菜が命をまもってくれる和食の原点。気持ちに余裕があるときに魚でも焼いたら良い●家庭料理は家族の居場所、料理は自然と人間の関係、人間と人間の間にある情緒が豊かになる●2本の足で立ち上がり両手を使えるようになって料理して人間になった。料理は人間の創造の始まり。

 

コロナ時代をどう生きるか、について語る料理研究家土井善晴さんの言葉から。初めて聞く料理の世界観、哲学にワクワクしたり考えさせられたり。今晩の「タラちり鍋」は、壮大かつ現実的な哲学をオカズにしていただくことに。

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