温水便座を新調した。洗濯機と同じく20年使い、今月初旬に温水が止まらなくなって慌て、直後に温水が全く出なくなりただの便座に変わり果てた。昔はボットンだったから水で流せるだけ文化的なんだと思い込もうとしたが、便利で衛生的な上に肉体的快楽も与えられると人は後戻りはできないようだ。
同じメーカの製品を通販サイトで求め古いのと交換した。気抜けすらぐらい簡単な作業だったが、取り外さないと汚れを掃除できない箇所を知った。トイレ掃除をするようになってから「汚い」とか「臭い」とかは完全に使用者の責任だと実感するようになった。便所掃除は神様に近づく仕事だと聞いたが、人がより人らしくなることが神様に近づくという言葉は面白いなあ。
