カウンター

庭を作る

この前30円足りなくて買えなかった腐食防止剤を買ってくる。黒に近い焦げ茶色で、やたら臭くて、虫だって菌だって逃げ出すに違いない、昔で言うクレオソート。売り場の棚に1缶しか残っていなかったのは、快晴続きなので世のお父さんたちが外仕事に励んいるからだろう。

 

マイナスドライバーで塗料缶の蓋の縁を煽り、ペンチで引っ張って開ける。棒で撹拌し、持ち運び用の缶に移す。「ほーっ、随分と緑っぽいなあ。藍染めみたく最初はこんなで空気に触れて色が変わるんだったか」なんて思ったが、缶をよく見ると四角い緑色の表示に「グリーン」の文字。これなら売れ残るよなあ。
ママヨさんにことの顛末話したら、顔色一つ変えず「毎日そういうことの連続でしょ」。同じ店に買い直しに行ったら、別の棚に焦げ茶色もクリーム色や青色のもあった。
土止めの木材(元は水産加工場の天井の梁)を塗装したら、庭によく使われる枕木みたくなった。明日、再度の塗り作業。

 

今日のおさらい。自分の体験だけでものごとをすすめていたら碌なことにはなりません。「こういうことをしたいから、こういう行動をしています」という行動原理を、いつ何時も忘れてはなりません・・・・・ママヨさん、そういうことですよね。

http://booklog.jp/users/namikazetateo